初出場した夏の甲子園で活躍した豊橋中央の砂田隆晴、髙橋大喜地、松井蓮太朗選手、花井成次、中立大翔の5選手が、中学時代に所属していた「愛知豊橋ボーイズ」の練習拠点を訪問した。
中学生たちに投球や捕球、打撃のこつを助言した。松井選手は捕手の心構えやミットの使い方などを実演。中立選手はトス打撃のトス係を務めながら、打撃フォームについて伝えた。髙橋選手は弟の栄喜地選手を前に、好投手からの打ち方をアドアイスした。最後に松井選手は「甲子園は一番いい場所だったので、皆さんも目指して頑張って」と激励した。
日大三(西東京)に2対3で惜敗した。テレビ観戦した中野哲伸監督は「ドキドキ、ハラハラだった。県大会優勝がまぐれではないことを証明してくれて良かった」と喜んだ。先発の髙橋選手は8回3失点と試合をつくり「中学生の頃はイケイケで周りがついていけなかったこともあったが、今は状況に応じた冷静な投球ができるようになった」と評価した。
教え子と談笑する場面もあり、砂田選手とは甲子園の独特な風向きの話題となった。「犠飛でよしと思ったが、押し戻された」と話したという。「晴れ晴れとした表情だった。有名校に行かずとも、地元の高校で甲子園を目指せると証明してくれた。これからのステージでも頑張って」と期待した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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