自転車ロードレースの「愛三工業レーシングチーム」の選手が10日、新城市の下江洋行市長を表敬訪問した。自動車部品製造の愛三工業（大府市）を母体とするプロチーム。国内レースを転戦している。昨年始まった「新城ロードレース」も出場を続ける。
7日にあった第2回大会は愛三工業を含めた17チームの79人が出場した。作手支所前を発着点に80・4㌔のコースを走った。愛三工業から８人が出走。橋川丈選手はチーム最高位の3位に入り、周回賞と敢闘賞を受賞した。「個人でもチームとしても良い成績を残せてうれしい」と話した。完走できなかったが、市内での訪問授業に参加したことがある草場啓吾選手は「上りがきついコースだった」と振り返った。
チームは大会後も作手地区を拠点に合宿を続けた。小森亮平監督は「同じ県内でも山間部で舗装された道路があり、トレーニングに最適な場所です」と話した。
下江市長は、第2回大会で大府市からバスで応援ツアーがあったことや、愛三工業が大会運営に協力してくれたことに感謝した。また2026年アジア大会の自転車ロードレースの候補地になっている。「大会に向けて『じてんしゃのまち新城』をPRします。一緒に盛り上げてほしい」と要請した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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