日本女子サッカーリーグ「2025プレナスなでしこリーグ1部」の公式戦が6日、豊橋市岩田運動公園であった。「朝日インテック・ラブリッジ名古屋」が「ニッパツ横浜FCシーガルズ」に3対0で勝利した。
今節はラブリッチのホームゲーム開催。豊橋市サッカー協会の全面協力の下、豊橋市内のグラウンドでの開催が実現。さらに地元の「豊橋市魚市場」がマッチデースポンサーとなりホームゲームを盛り上げた。
試合前イベントでは、魚市場による「サンマ焼き」を披露。自慢の焼き師が集結し、1本100円で350本を限定販売。炭火の香ばしい匂いが立ちこめ、列を作った来場者は笑顔で焼きたてを頬張った。他にもキッチンカーも数多く並び、お祭りさながらのにぎわいを見せた。
スタンドには両チームの熱心なサポーターが詰めかけ、ユニホーム姿で声を張り上げる人、タオルを振り太鼓をたたく応援団の姿も。入場者数は650人超。大きな注目を集めた。
試合はラブリッチが得意のセットプレーから立て続けにゴールを奪い、守備陣も集中を切らさず無失点で試合終了。サポーターも大歓声を上げた。後半途中からは豊橋市の「セントラル豊橋FCレディース」出身のMF永田晶子選手が出場。持ち味の鋭いドリブルでサイドを突破し、決定機を演出。ゴールこそ無かったものの、地元凱旋のピッチで存在感を示し、観客から大きな拍手を浴びた。
試合後には表彰式があり、勝利チームとMVP選手に加え、抽選で選ばれた観客1人に豊橋市魚市場から豪華なズワイガニが贈られた。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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