障害持つ青年100人が研修 豊橋で初の全国大会

2025/09/15 00:00(公開)
歓迎の言葉を述べる金子会長=エムキャンパスで

 「第71回全国視覚障害青年研修大会(愛知大会)」が14日、豊橋市で始まった。「日本視覚障害者団体連合青年協議会」と「県盲人福祉連合会青年部」の主催。

 

 市内では初開催。15日も大会式典がある。

 

 北海道から鹿児島県まで全国各地の視覚障害者の青年たち100人が集った。受け入れるボランティアは約80人が参加、豊橋駅からの誘導や会場設営、視察先への同行などに尽力した。

 

 大会は同市駅前大通2のエムキャンパスでの開会式で始まった。県盲人福祉連合会の金子芳博会長は「全国から集まっていただいて感謝しています。2日間、しっかり研修して積極的に仲間づくりをしてください」と歓迎の言葉を述べた。

 

 その後、豊川稲荷の散策などのほか、豊橋市美術博物館で手筒花火を学ぶ研修などの日程をこなした。夜は「ホテルアソシア豊橋」で懇親会を開いた。

 

 15日は視覚障害者に特化したマッチングサービスを提供している内山亜希さんによる講演がある。その後、大会式典を開く。

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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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