田原市の会社員小嶋徹さん(57)が「IBKO第16回全日本空手道選手権」(11月1日、国立代々木第2体育館)へ初出場する。1日、市役所に山下政良市長を訪ね、全国大会での健闘を誓った。小嶋さんはシニア男子「型」の個人戦に出場する。
7月の東日本型大会で3位入賞して出場権を得た。極真空手で知られる「IBKO極真」が主催。大会では型のほか、組手部門がある。
小嶋さんは今年5月に所属流派から独立し、個人道場「空仁塾」を立ち上げた。以前はフルコンタクト主体だったが、道場開設を機に型にも重点的に取り組んだ。
出場動機は「道場の生徒に勇気や希望を学んでもらうためだ。勝敗に関係なく真剣に取り組む姿勢を背中で示したい」と語った。一方「出るからには優勝したい」とも述べた。
山下市長は「競技を見ていると、選手らの自信がみなぎっているのが伝わる。男子の型は見る機会が少なかったが注目したい。子どもたちに威厳を示してほしい」と期待した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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