豊橋市福祉事業会は４日、豊橋市高師町の同会一帯で「第53回福祉まつり」を開いた。「であい、ふれあい、福祉まつり」をテーマに多彩なイベントを企画、雨天にも関わらず大勢の来場者でにぎわった。

　オープニング式典には来賓や関係者、利用者らが出席。木下洋理事長が「今後もさらに充実した福祉サービスの提供に努めてまいります。変わらぬご支援、ご協力を」などとあいさつした。

　寄付やボランティア協力など、法人各施設へ多大な貢献をしてくれている人たちへの感謝状贈呈に続き、豊橋市の稲田浩三副市長、市議会の市原享吾副議長が来賓あいさつに立ち、まつりの開催を祝った。式典後は岩西保育園児がかわいらしい合唱を来場者に披露した。

　法人内の３施設の園庭を使って、軽食や飲み物などのキッチンカーをはじめ、移動動物園やミニ新幹線、バナナのたたき売り、ゲームコーナーなどを設置。順番待ちの傘の列を作った。

　また、屋内ではシンガーソングライターの南壽あさ子さんのステージや桜丘高校和太鼓部の演奏などがあり、大いに盛り上がった。