【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈4〉 信州との接戦制して無傷の開幕6連勝 粘り強い守備から得点重ねる

2026/10/14 00:00(公開)
佐々木選手 ⒸSAN-EN NEOPHOENIX
佐々木選手 ⒸSAN-EN NEOPHOENIX

 前節10日はアウェーのホワイトリング(長野市)で「信州ブレイブウォリアーズ」と対戦しました。Bプレミアでも屈指のリバウンド力を誇る強豪チームでした。

 

 この日の戦いは試合開始から終了1秒前まで、どちらのチームに勝利の女神がほほ笑むか分からない大接戦でした。エースのテレンス・デイビスが中盤までに反則数がかさんでファウルトラブルに陥ったり、得意の3点シュート(3P)の成功率が上がらなかったりする苦しい展開でした。そんな状況でもチーム一丸で我慢強く戦い抜けたのが勝因でした。

 

 特に、信州の思い通りに得点をさせなかったディフェンスは素晴らしかったと思います。相手のミスからの得点につなげるケースも相手を大きく上回っていました。フェニックスらしい、激しいディフェンスから速攻につなげる場面が何度も見られました。

 

 シュートが入らない時間帯でも粘り強くリングにアタックして相手の反則を誘い、フリースローで着実に得点できたことが勝利につながったと思います。

 

 リバウンドや大切な場面でのミスを減らしていければ、より完成度の高いチームへと進化できると期待が膨らみます。

 

注目は佐々木選手 得意のドライブで流れを引き寄せる

 

 信州戦でも、相手のディフェンス陣を切り裂くような鋭いドライブで何度もフェニックスに流れを引き寄せてくれました。得点もそうですが、個性豊かな選手を生かすゲームメーク力での活躍も光っています。今季もここまで1試合平均のアシスト数はリーグ2位。日本代表の常連選手としての実力を存分に発揮しています。攻守にわたり、アグレッシブに戦うキャプテン佐々木への後押しをお願いします。

 

 次節は19日、アウェーの広島グリーンアリーナで「広島ドラゴンフライズ」との対戦。広島はリーグ随一の豊富なタレント選手がそろう強豪チームです。得点力が非常に高く、どこからでも得点できるのが特徴で、Bプレミア開幕6連勝で勢いに乗り、西地区の暫定首位を走っています。オールラウンダーでさまざまな役割をこなせる外国籍選手が多いなか、ひときわ存在感を放つのはコフィ・コーバーン選手です。身長211㌢、体重140㌔の恵まれた体格を生かし、インサイドでの得点やリーグトップクラスのリバウンド力で相手選手を苦しめています。強烈な「個」の力を持つ広島に対し、フェニックスはチームディフェンスでしのいで速攻へと持ち込みたいところです。

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