大野HCが新戦力のザックを高評価「バランサーになってくれた」 三遠、川崎に快勝

2025/10/25 19:28(公開)
ゴール下で存在感をみせたザック選手=浜松アリーナで

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は25日、浜松アリーナでのホーム開幕戦に臨み、「川崎ブレイブサンダース」に82対63で快勝し、浜松開幕戦を白星で飾った。連敗を2で止め、今季4勝4敗とした。

 

 三遠はダリアス・デイズ、ヤンテ・メイテン、佐々木隆成、浅井英矢の4選手をコンディション不良で欠く厳しい陣容。短期契約を結んだスティーブ・ザック選手がスターターに入った。

 

 第1クオーター(Q)から三遠が素早いパス回しとゴール下のザック選手らの粘り強い守備で主導権を握った。終盤は津屋一球、児玉ジュニアの両選手に3点シュート(3P)が飛び出し、22対13の9点リードで終了。第2Qは吉井、ヌワバの両選手らを中心に得点を重ね、中盤には湧川颯斗選手が相手のパスをカットし児玉選手の3点プレーをアシスト。前半を47対30で折り返した。

 

 後半は相手に押される場面もあったが、河田チリジ選手がゴール下で活躍。ダンクシュートを見せ、リバウンドでも強さを見せた。

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「『誰か一人でヤンテの穴を埋める必要はない。一人ひとりやるべきことを積み重ねれば、良い結果を得ることができる』と呼び掛けた。オフェンスではよくボールが回り、カットプレーを多用し、ずれをつくれた」と振り返った。

 

 この日チーム最多の12リバウンドを記録したザック選手。実戦初日だったが秋田ノーザンハピネッツ時代の元同僚、大浦颯太選手の存在も助けになったといい「どうなることかと思ったが、彼が話してくれて助かった」と語った。大野HCも「彼の働きに感謝したい。攻守のバランサーになってくれた」と高く評価した。

ダンクシュートをする河田選手
チーム最多得点のヌワバ選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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