読売ジャイアンツから育成ドラフト3位で指名された豊橋中央高校の松井蓮太朗選手(18)が27日、同校でスカウト部長の水野雄仁さん(60)と担当の木佐貫洋さん(45)から指名あいさつを受けた。
豊橋市出身。176㌢、78㌔の捕手で、強肩強打が武器。中学時代は控えを経験したが、高校時代は1年夏からベンチ入り。3年夏は幼なじみの高橋大喜地投手(18)とのバッテリーで同校を初の甲子園出場に導いた。
この日、水野さん、木佐貫さんらが同校を訪れ、約40分間懇談した。「新風」と阿部監督の直筆サインが入ったIDパスが贈られ、松井選手は「実感が湧いてきた。不安はほとんどなく、いよいよだなという気持ち」と語った。
木佐貫さんは指名の決め手について「打てて肩が強い。スローイングは夏の県予選の際はモーションが大きいと感じたが、甲子園では改善されていた」と評価した。チームにはレギュラーの岸田行倫選手のほか、日本代表経験者で育成から支配下となった甲斐拓也選手、大城卓三選手ら層が厚いが、いずれも25歳以上。木佐貫さんは「若い捕手が欲しかった。多くの投手の球を捕って、3~4年後に勝負をかけてほしい」と期待した。
松井選手は自身の強みを「空振りをしない粘り強い打撃」と分析。「阿部慎之助監督のように巨人の捕手といえば松井と呼ばれたい」と意気込んだ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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