インフル感染急拡大 豊橋でも警報レベルへ 市が予防策徹底呼び掛け

2025/11/27 01:00(公開)
インフルエンザの予防策を紹介したシーン
インフルエンザの予防策を紹介したシーン

 豊橋市保健所によると、今月16日までの1週間で定点医療機関へのインフルエンザ患者報告数は注意報レベル(10以上)の18・89まで急上昇した。次週(17~23日)は43超と警報発令レベル(30以上)まで高まる見通し。市は、市民らに手洗いやうがいの励行など予防策の徹底を呼び掛けている。

 

 県全域では今月2日までの1週間で患者報告数は11・50で注意報、16日までの週は39・56で全域に警報を発令した。

 

 豊橋市内は9日までの週は7・22だったが、16日までの週で患者報告数は3倍以上に急拡大。今週末に県が公表予定の23日までの数値は倍以上に増える見通しだ。

 

 市は手洗いとうがいのほか、部屋の換気、食事や睡眠など免疫力向上などに努めるよう呼び掛けている。発症時は速やかに医療機関を受診し、外出時の「せきエチケット」への意識向上も助言している。

 

 啓発のため人気医療漫画「ブラックジャックによろしく」(講談社)の関連シーンを豊橋駅通路のデジタルサイネージで掲示する。作者の佐藤秀峰さんの意向で無償提供されたフリー素材を活用する。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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