豊橋市立旭小学校の6年生39人がこのほど、卒業記念行事として「循環する教室の空気はビタミン材運動」に取り組んだ。
昨年の卒業生が教室の掲示板に張った杉板を脱着・加工し、新たな杉の間伐材を全員で協力して張り直す体験を通じて、近くの山の環境や木について学ぶ取り組みだ。豊川市の建設会社「イトコー」が事務局を務める「穂の国の森からつながる地域づくりの会」が協力した。
最初は環境授業で、本物のヒノキや杉の枝、丸太を使って、近隣の山の現状や山林の役割、山と海のつながり、地元の海を豊かにするためには山を元気にすることが重要であることを学んだ。そして児童たちは教室に張られている板を、くぎ抜きなどの大工道具を使ってはがし、その板に中学校での目標などを書いた。新しい板も張った。
児童は「大工さんはのこぎりで簡単に板を切っていたが、実際に切ろうとすると難しかった」「木からいい香りがして不思議だった」「将来は大工さんになりたい」などと話していた。
会の伊藤博昭代表は「多くの子どもたちに山や木材について興味を持ってもらえるきっかけになってほしい」と話した。会は、地域の木材と森の恵みを次世代へつなぐ体験学習として、今後も活動を継続していく。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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