豊調の授業で濱納豆を使った中華料理を披露 料理店Oolong(ウーロン)の小野田さん

2026/07/18 00:00(公開)
濱納豆醤を作る小野田さん=豊橋調理製菓専門学校で
濱納豆醤を作る小野田さん=豊橋調理製菓専門学校で

 豊橋市向草間町の中国料理店「Oolong(ウーロン)」のオーナーシェフ小野田和浩さんが14日、濱納豆を使った中華料理を豊橋調理製菓専門学校2年生の授業で披露した。

 

 小野田さんは年数回、同校で中華料理の特別講師をしている。今回は中華調味料の豆鼓(トウチ)の代わりに濱納豆を使い、鮮魚の四川風蒸し物、肉詰めゴーヤ濱納豆煮、濱納豆焼売の三つのメニューを作った。

 

 最初に同市船町で濱納豆の製造販売を手掛ける「國松本店」の國松千純さんが濱納豆の由来などを解説した。濱納豆が豆鼓と似た工程で作られていることや、約1300年前に日本へ伝えられたという歴史的背景を語った。大豆、塩、麹のみを原料とする濱納豆は、みそやたまりの仲間といえる発酵食品であり、同店では140年前からその製法を受け継いでいるという。また、近年の健康志向の高まりを受け、豊富に含まれるたんぱく質や抗酸化物質などの栄養面でも注目されていることを伝えた。

 

 調理実習では、小野田さんが濱納豆を細かく刻み、ニンニクや油、紹興酒などと合わせた特製の「濱納豆醤(ジャン)」を作った。これを全ての料理の味の決め手として使い、それぞれの料理のうま味やコクを引き出した。

出来上がった料理
出来上がった料理

 小野田さんは「濱納豆は化学調味料を使わない天然のうま味の塊。糸を引く納豆と混同している人もいる。地元の素晴らしい食材を知り、活用しないのはもったいない」と強調。しょうゆベースの味付けとの相性の良さや、麻婆豆腐などの定番中華への応用についても語った。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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