浜松湖西豊橋道路の静岡県区間に関する環境影響評価(環境アセスメント)準備書の説明会が、湖西市では5、13の両日に開かれた。会場には2日間でのべ50人超が参加した。国や県、市の関係部署の職員が出席し説明、回答した。
5日の質疑では、騒音や振動などに関する予測値や環境保全措置を取った場合の数値に対し「過去の工事のデータを踏まえ(措置をした結果、どう変化したのか)住民が安心できる数字がほしい」などとの意見が出た。景観に関しては、対象道路が見える範囲を上から見下ろした眺望から「影響は極めて小さい」などと予測したのに対し、住民からは盛り土や遮音壁により地元住民だけでなく観光客らが湖西連峰を見上げて楽しめないのではないかとの指摘もあった。「見下ろして影響がないというのはおかしい」との声も上がった。
13日の質疑では、農業用ため池に流入する沢に対する影響や懸念のほか、補完措置への根拠をただす声も出た。「現在も農業水利は不足している。(流量低下を)軽減させるため(の措置)ではなく元に戻してほしい」などと主張した。
将来の計画交通量について「道路自体が有料になるのか、無料になるのかによって(推計値が)変わるのではないか」との指摘や道路構造などが変更になった場合に環境評価が変わる可能性が予測された際の対応、道路で生じる日陰、動植物の保護基準に関する質問などもあった。
準備書は21日まで静岡県などのホームページで閲覧できる。意見書の提出は8月4日(必着)で県や浜松、湖西の両市の担当課へ郵送または持参するか、県の電子申請サービスなどを利用する。
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