蒲郡市観光大使で元プロサッカー選手の加藤康弘さんが縁を結んだ米国ハワイ州の少年サッカークラブ「ホノルル・ブルズ」所属選手12人らが7~14日の日程で蒲郡を訪れている。8日、加藤さんはクラブ選手、クラブのレッド・ブリオウコーチと一緒に鈴木寿明市長を表敬訪問した。
加藤さんは市観光大使を務める傍ら、市内でサッカー教室「加藤フットボールアカデミーLeg」を運営しながら、欧州遠征を通じた現地の人との国際交流事業にも力を入れている。
ブルズとの出会いは、2019年頃に親族の結婚式でハワイを訪れた際にSNSで連絡を取ったこと。その後指導者として関わりを深めてきた。昨年、ブリオ氏から「蒲郡に行きたい」と申し出があり、子どもたちに蒲郡の魅力を知ってもらいたいと考え、遠征が実現した。
クラブ員は滞在中、市内の中学校での体育と給食を通じた交流やサッカー部との練習試合のほか、書道にも挑戦する。13日には同市海陽町の海陽多目的広場で蒲郡国際交流サッカー大会「蒲郡観光大使CUP」に出場する。ブルズと「加藤フットボールアカデミーLeg」、三重県伊賀市の「FC.Avenidasol」、京都府長岡京市の「京都FC長岡京」の4チームが熱戦を繰り広げる。
この日の表敬訪問では、すでに実施した中部中学校での給食交流の報告のほか、選手たちが滞在中に蒲郡で楽しみにしていることや予定する交流活動の内容を鈴木市長に伝えた。試合などを通じて自分たちのサッカーがどの程度通用するかを勉強したいとも話した。
4歳からハワイ在住の菊地航介さんは、初めて訪れた蒲郡の印象について「東京とは違って自然が広がっていて、少しハワイに似ている」と話した。また、日本のクラブチームとの対戦については「日本の選手は強いと聞く。ハワイのチームがどう対応できるか楽しみ」と意気込んだ。
加藤さんは「海外に出向くことはあっても、外国の人を受け入れることはなかなかできなかった。サッカーを通じたインバウンドをずっと実現したいと願っていたので、本当にうれしい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。
鈴木市長は「サッカーを通じて世界の広さを感じてほしい。山と海に囲まれた蒲郡の魅力をぜひ体感してほしい」と歓迎した。
購読残数: / 本
愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
週間ランキング
日付で探す