豊橋の羽田祭で手筒花火奉納 松井さん親子三代で夜空染める

2026/10/05 12:00(公開)
愛人さん、研さん、優典さん(左から)=豊橋市羽田町で
愛人さん、研さん、優典さん(左から)=豊橋市羽田町で

 豊橋市花田町の羽田八幡宮の例大祭「羽田祭」が3~4日、神社や松葉公園で開かれた。神社近くの同市羽田町に住む松井研さん(80)は約60年にわたり手筒花火の奉納を続けており、今年も長男の優典さん、孫の愛人さん(23)と、親子三代そろって神前で放揚した。

 

 初日の午後4時頃から、各町内の大筒や手筒などの神前奉納が始まった。予定より少し遅れた午後7時頃、研さんら3人が登場。手筒から火柱が何本も噴き上がり、夜空をオレンジ色に染めた。続いて愛人さん、優典さんが放揚した。

 

 終了後、研さんはすぐに帰宅した。ほかの町内の人たちが思い出話に花を咲かせるなか「もう家に帰ったの」と愛人さん。オンとオフの切り替えの速さが研さん流だ。

 

 羽田町の奉納者は現在45人。外部の協力者や消防団の助けを得ながら伝統を維持しており、今年は新たに8人が加わった。研さんは「また一緒に奉納できてほっとしている」と話し、2人について「あの子たちはもうベテラン」とほほ笑んだ。

手筒花火を揚げる研さん
手筒花火を揚げる研さん
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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