ソフトボールの思い再熱

2016/10/27 00:00(公開)
菜の花成章ソフト
 ソフトボールに賭けた高校時代の情熱をもう一度―。県立成章高校(田原市)女子ソフトボール部のOGで結成したソフトボールチーム「菜の花成章ソフト」がこのほど、全国のアマチュアチームを迎えた親善試合を同市渥美運動公園野球場で初めて開き、選手たちはハツラツとしたプレーで白熱した熱戦を展開した。
 「菜の花成章ソフト」の結成は8年前。同校野球部が21世紀枠で春の甲子園に出場したのがきっかけ。
 高校時代、同校女子ソフトボール部で1番・三塁手だったという岐阜市在住の武山教子さん(74)は、応援に駆け付け、スタンドで仲間と共に声援を送った。初戦は見事に勝利。大応援団の一員として校歌を歌った武山さんは、1959(昭34)年に県大会3位まで勝ち進んだという当時の「熱い思いが込み上げてきた」という。
 そこで「青春の思いをもう一度」とソフトボール部OGに呼び掛けてチ ームを結成。自由参加の全国大会に出場したり、大会で知り合ったチームに連絡を取りながら全国各地へ遠征。観光を兼ねた交流試合を重ねてきた。
 今回は、これまで対戦してきた交流のある伊勢ドリームス(三重県)浜松フジターズ(静岡県) 大阪オールドスター(大阪府)豊川オレンジビッキー(豊川市)の4チームを招き、「菜の花成章ソフト」を含めた5チームで親善試合をした。各チームとも平均年齢40~70歳代と年齢は重ねたものの、気力はまだまだ若者に負けないと投打に好プレーを見せて試合を楽しんだ。成章高校の同窓生らも応援に駆けつけ、声援を送った。
 武山さんは「最高にうれしかった。参加してくれたみんなが喜んでくれてよかった。来年も開催できたら」と声を弾ませた。キャッチャーとして出場した藤城マツさん(70) 田原市 は「みんな楽しんでいただいた様子。またやりたいです。面倒を見てくれた監督にも感謝したい」と話した。
 各チーム一行は前日に市内の観光地を巡ったり、前夜は「感謝の会」としてパーティーを開き、親睦も深めた。

PC:試合後、記念撮影する参加者ら
(成章高校野球部OB会長・眞木正五さん提供)
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