しんしろ企業シンポジウム

2016/11/13 00:00(公開)
意見交換する(左から)穂積市長、永尾工場長、本多社長=新城市笠岩で
 市民と事業者、地域が一体となって産業振興を考える「しんしろ企業シンポジウム」が12日、新城市笠岩の新城観光ホテル東館で開かれた。穂積亮次市長と横浜ゴム新城工場の永尾徹也工場長、本多プラスの本多孝充社長が新城に立地する利点やまちづくりへの意見を交換した。
 同市では昨年12月に市民と事業者、行政などで連携して産業振興を目指していく「地域産業総合振興条例」が制定、施行した。11、12の両日には中高生に市内の事業所を知る機会を提供しようと同じ会場で企業展が初めて開かれた。
 意見交換会は「地域と企業と協働のみらい」をテーマに行われた。新城市内に立地するメリットについて永尾工場長は「人里離れている場所であるほか、新東名高速道路のインターチェンジができて利便も良くなっていく」、本多社長は「本社などに出張で来た人たちに近くの合戦場を紹介し、印象を残すことができる」と語った。
 今後のまちづくりについて永尾工場長は「飯田線に特急本数が増えるなどダイヤが良くなれば」、本多社長は「仕事が集中する環境があるため、週末にゆっくり休められる環境も必要」と述べた。
 穂積市長は「条例では市民や行政だけでなく事業者にも地域での存在価値を示してもらうことが期待される。産業で自治を進められるよう環境づくりに努めていきたい」と条例の知名度を上げていく必要性を説いた。
(安藤聡)
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