新城・桜淵公園で「秋のさくら祭り」最終回

2016/11/21 00:00(公開)
胴上げされる松井さん=新城市の桜淵公園で
 故郷に咲く桜の樹木保全ができる人と環境づくりに努める「秋のさくら祭り」(桜の街の実行委員会主催)の最終回が20日、新城市の桜淵公園で行われた。交流があり、市外で桜名所づくりに取り組む人らが参加して桜の手入れを行った。中心となって活動してきた松井章泰さんは「きょうで祭りは終わりますが、桜を守る思いをさらに広めてほしい」と語った。
 実行委は桜淵公園の寿命を迎えるソメイヨシノの再生をしようと、2007年4月から10年計画で管理する人材「さくら守」の育成や、市内で植樹をしてきた。秋のさくら祭りは08年から毎年行い、樹木医による手入れの仕方指導やサクラ樹皮の洗浄などを行った。
 活動では市内だけでなく市外にも「さくら守」を育てた。この日は蒲郡市形原町で桜名所づくりに取り組む市民グループ「春日桜会」の市川薫さんも参加し、「形原で桜を植樹した際にも手伝ってくれたこともあった。お互い地元の桜をめでるのを楽しみにしているため、愛着もあることを確認した」と話した。
 閉会式で松井さんは「桜が好きで始めて皆さんの協力でここまで来ることができた。活動は10年、20年後まで語り継いでほしい」とあいさつ。協力者に胴上げされてフィナーレを飾った。
(安藤聡)
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