ガーベラの出荷が豊川市で最盛期を迎えている。黄、白、ピンクなど明るい色調の花々を楽しめる。4月18日は「ガーベラ記念日」。
同市御津町の温室では、ガーベラ専業農家の中西昌幸さん(59)がパートらと一緒に、早朝から花の摘み取りをする。自宅まで運び、全体にカバーをして出荷する。
今年は2月の気温が低く、3月は寒暖差があったが、こまめな管理をして例年通り、質の高い花をそろえた。中西さん方では、スタンダードなものから、花びらの雰囲気がパスタの麺のような形のカルボナーラなどの変わり種まで23種を育てる。
キク科の多年草。県は全国有数の生産量を誇り、豊川市は県内屈指の産地の一つ。2軒の農家が年間約200万本を出荷する。通年で生産しているが、この時期の出荷量が最も多く全体の3~4割を占める。母の日のプレゼントにも使われる。
中西さんは「花言葉は『希望』や『前向き』。新年度のプレゼントにどうぞ」とPRした。名古屋、北海道などに出荷するほか、JAひまわりのグリーンセンターや産直ひろばで購入できる。1本300円前後。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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