豊橋地区BBS会の餅つき大会復活

2016/12/13 00:00(公開)
ついた餅を丸める子どもら参加者=豊橋市青少年センターで
 更生保護の支援に係わる青年ボランティア団体の豊橋地区BBS会(尾崎雅輝会長)が11日、豊橋市内の母子家庭の子どもたちを対象に餅つき大会を同市青少年センターで行った。同会は休止を経て4年前に再びスタート、活動も軌道に乗り始め、恒例行事だった餅つき大会を復活させた。
 子どもたちに日本の伝統行事を体験してもらい、日頃は子育て、仕事に忙しいお母さんたちには休日をプレゼントしようと企画した。
 会員が少ないため、学生らのボランティア、豊橋保護区保護司会、豊橋市更生保護女性会などの協力で実現。同市立家政高等専修学校の生徒たちも手製のエプロンを贈った。
 この日は、豊橋母子福祉会に入っている家庭から園児、小・中学生の13人が参加。贈られたエプロンを着て、ボランティアらに手助けしてもらいながら杵(きね)を振り上げた。つきたての餅は丸め、大根おろし、黄な粉、大福にするなどして味わった。
 学生たちが考えたレクリエーションなども楽しんだほか、サプライズで打楽器スチールパンの演奏もあった。
 学生ボランティアの愛知大学1年・大澤尚佳さん(18)は「子どもたちがとても元気。ぼくらも力をもらい、良い経験になった」と話した。
 豊橋地区BBS会は1970(昭和45)年頃に発足。その後、自然消滅したが75年に復活し、90年に休止となった。2012年に活動を再開、月1回の定例会で勉強会などの活動をしていた。90年の休止まで代表を務めた吉川隆三さん(豊橋市)の助言も受け、かつて実施していた餅つき大会の開催にこぎつけた。
(中村晋也)
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