無火災・無災害願い東三河各地で消防出初め式

2017/01/08 00:00(公開)
伝統のはしご演技を披露する大村と福岡分団=豊橋球場で
 東三河で7日、新年恒例の消防出初め式が開かれ、消防関係者らが火災、災害のない1年を祈った。 
 豊橋市の出初式は豊橋球場(豊橋公園内)であり、車両42台、消防職員や消防団員ら約1000人が参加。6㍍の高さで演技する伝統のはしご乗りや、デザイン書道作家鈴木愛さんらのパフォーマンスなどで無火災・無災害を祈願した。
 式では、佐原光一市長が熊本地震や台風10号が襲った岩手県で高齢者福祉施設の利用者が犠牲となるなど昨年発生した自然災害に触れ「自然の猛威と人間の非力さを感じた。さらなる耐震化や地域防災力の向上などに努めたい」と決意を述べた。
 この後、福岡と大村の2分団に受け継がれているはしご演技が披露され、はしごの上から「謹賀新年」と書かれた幕を垂らす独自演目「しだれ梅」で会場を沸かせた。
 この日は、防火服などを着たちびっ子消防士・消防団員らも車両に乗り込み、分列行進に参加。同市栄小学校4年の松下歩夢君(10)と同小2年の侑樹君(7)兄弟は「こんなに重いヘルメットをかぶりながら消火活動をするなんてすごい」と目を輝かせた。
(飯塚雪)
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