豊橋市石巻本町の「ながら・加藤建築」を営む加藤泰久さん(59)が、今年1月から中古住宅の購入検討者に向けた「内覧同行サービス」を始めた。市内で唯一大工として「あいちの名工」「とよはしの匠」に親子2代で選ばれた加藤さんが、第三者の立場で建物の状態を診断し、後悔しない家選びを支援する。
物価高や昨年の建築基準法改正により部材費や設計費が高騰している。数年前に3000万円ほどで購入できた住宅が、現在は4500万円から5000万円となっている。比較的割安な中古住宅の需要が拡大する一方、築年数が経過した物件は外壁や配管、断熱材の劣化が進行したケースが多く、購入後に数百万円の修繕費が発生することもあるという。
サービスでは、購入前の物件に立ち会って基礎や構造のひずみ、床下の腐食などを確認し、修繕費や入居後の問題の可能性を伝え、理想の居住空間が実現できるかをともに考え助言する。天井裏での耐震性確認や、リノベーションで理想の間取りが実現するかなどの精査、ドローンによる屋根診断も可能だ。40年の現場経験から、設備メーカー選定なども伝える。
費用は他社相場では5万円以上かかることもあるが、1時間半程度のレクチャーは2万円。加藤さんは「家に長く安心して住んでもらいたい。地域のお役に立てればそれが一番の喜び」と語る。問い合わせは加藤さん(0532・88・1611)へ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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