将来性を評価、豊橋のミニトマト農家に融資

2017/01/12 00:00(公開)
日本政策金融公庫名古屋支店が将来性などを評価し、融資した村上さん親子のハウス=豊橋市西山町で(同支店提供)
 日本政策金融公庫名古屋支店は、収益性向上を狙いに新たな作目に参入した豊橋市西山町の農家村上恵美子さんと長男の広貴さんに「事業性評価融資」という枠組みで融資した。
 事業性評価融資は、人間力や技術力などの経営者能力と、ビジョンなどに明確性や具体性があるかどうかなどの経営戦略で評価する。
 恵美子さんは同町で葉物野菜などをハウスで生産していたが、昨年、後継者として広貴さんが就農したのを機に、地元ブランドとして確立している高糖度ミニトマトの生産に転換。
 広貴さんは以前から収益性が高い作目への転換の必要性を感じており、昨年12月に、複合環境制御システムを備えた最新鋭の温室を整備、ミニトマトの生産を始めた。
 同支店は、先輩農家らから指導・支援を受けながら技術を習得するなど村上さんの将来性などを評価し、支援を決めた。
 村上さんは「経営戦略や事業計画を評価してもらったことで課題が見える化でき、今後の経営に非常に役立った。ハウスも完成し、これからが本番」とコメントを寄せた。
(飯塚雪)
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