豊川市糖尿病対策プロジェクトが県知事表彰の栄誉

2017/02/08 00:00(公開)
山脇市長㊧らに啓発ポスターを紹介する杉山さん(左から2人目)ら=豊川市役所で
 豊川市の職員で構成される「豊川市糖尿病対策プロジェクト」のメンバーが7日、県から知事表彰を受け、市役所で山脇実市長に受賞を報告した。
 保健センター、保険年金課、介護高齢課の女性職員8人でなるメンバーは、先月6日に愛知健康プラザで開かれた県公衆衛生研究会で、一昨年度から続ける糖尿病対策の取り組みを発表。課を超えての連携が評価され、44団体の中から蒲郡市、名古屋市と共に知事賞に輝いた。
 国民健康保険特定健診で、豊川市をはじめ東三河では糖尿病の指標となる血液中のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の有所見者が、県平均より2割以上も高い点に着目。市役所食堂のテーブルに啓発パネルを置いた他、学校や企業、老人クラブでの出前講座などで生活習慣の改善を訴えてきた。
 保健師の杉山晴子さんは「糖尿病が悪化すると目が見えなくなるなど、生活が妨げられる。先々のことを考え、若い時からの注意が必要。まずは検査を受けてほしい」と話す。
 昨年は「豊川市民には糖尿病予備群が多い」と書かれたポスターも800枚作り、市内に掲示。来年度は「野菜を食べよう」をテーマに啓発活動を企画している。山脇市長らからは「せっかくなのでプロジェクトに親しみやすい名前を付けてみては」と提案された。
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