蒲郡で両親も声援 WBC千賀投手が先発

2017/03/17 00:00(公開)
日本チームの勝利に拍手を送る和江さん(後列中)=蒲郡市観光交流センターで
 野球の第4回ワールド・ベースボール・クラシック2次ラウンドの日本対イスラエル戦が15日夜に行われ、蒲郡出身の千賀滉大投手(24)=福岡ソフトバンクホークス=が先発した。地元蒲郡で行われた観戦イベントでは両親やファンら約100人が声援を送る中、千賀投手は5回1安打無失点に抑え、勝利に貢献した。
 勝てばアメリカで行われる準決勝進出がかかった一戦で先発した千賀投手はこの日もストレートとフォーク、スライダーを織り交ぜてイスラエル打線を抑えた。2回を除いた4イニングで三振を奪った。
 チームは千賀投手が降板後に打線爆発して8対3で勝利した。
 蒲郡駅北口の市観光交流センターで行われた観戦イベントでは前のオランダ戦に引き続いて父・直伸さん、母・和江さんが駆けつけて試合を見守った。
 試合後、直伸さんは「チームが勝って良かったです。投球が荒れていたから心配だったがスライダーが良かったのか後続を抑えられたのでは」と話した。
 大会ではこれまで中継ぎでの登板だったが今回は初めての先発。試合前には直伸さんが携帯電話メールで「思い切りやれよ」と送ると千賀投手からは「うん」と返信があったという。
 一方、和江さんは「チームに迷惑をかけないのか心配だった」と振り返り、「常にゼロで抑える気持ちが勝ったのでは。育成からここまでやってきて他の選手に負けまいという必死さが常にあり、成長していったと思う」と話していた。
(安藤聡)
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