田原市のリユース傘無料貸し出しサービスで返却率低く関係者嘆き節

2017/04/05 00:00(公開)
無料貸し出しサービスの傘立て=渥美線三河田原駅で
 田原市が昨年5月から始めた再利用(リユース)した傘の無料貸し出しサービスで、傘の返却率が低い。担当課は「困った時、みんなに使ってもらうために置いているので、できれば返してほしい」と嘆いている。
 無料貸し出しの傘立ては、渥美線三河田原駅の待合スペースと市街地の商業施設・セントファーレの広場に置いているが、セントファーレは半分程度、駅については2~3割程度しか戻されていないという。ただ、返却率については「正確な調査で計っている訳ではない」(担当課)ため、「約1年を通した全体的な印象」によるという。
 傘は、市内の資源化センターに持ち込まれた不用品で使えそうなのを選別し、洗って再利用。常時20本程度を置くようにしており、管理については担当課が月に1回程度見回るなど、必要に応じて傘を補充している。必要経費はほとんどかかっていないが、傘立ての案内看板には傘の返却を求める“お願い”が書かれている。
(千葉敬也)
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