豊橋の「ガーデンガーデン」がウズラの糞活用した良質肥料発売

2017/04/16 00:01(公開)
ウズラの糞を利用した培養土「野菜の土」=ガーデンガーデンで
 全国一の「うずら卵」の産地、豊橋市のウズラの糞(ふん)を利用したオリジナル培養土「野菜の土」を、同市大岩町の園芸店「ガーデンガーデン」が発売した。ウズラの糞は鶏糞の中でも栄養分が豊かとされ、家庭菜園で使いやすくした“ご当地培養土”として開発。産地のPRも兼ね、同店は「ぜび使ってみて」と呼び掛けている。
 ウズラは、うま味成分などを含む良質な魚粉を食べる。体が小さいため吸収が少ない分、糞は栄養分が高いという。
 魚粉自体は肥料としても売り出されているが、糞の方がよりバランスの取れた肥料成分になる。ウズラの糞そのものも肥料に使われるが、臭いや扱い方が難しいことなどから家庭菜園には向かなかった。
 ご当地商品の開発を模索していたガーデンガーデンは、豊橋のウズラの糞を使った培養土開発に乗り出し、何度も試行。その結果、臭いを抑え、野菜苗などの植え付けにそのまま使える培養土ができた。
 亀山利幸店長は「植え付けの季節。家庭菜園で使えるので、おいしく実らせて」と話している。
 15日は「野菜の土」の販売と合わせ、店頭で豊橋養鶉農協のうずら卵や薫製なども販売し、来店者にPRした。野菜の土は780円(税別)。
(中村晋也)
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