豊根村と東栄町境で県整備の太和金BP開通式典盛大に

2017/04/24 00:01(公開)
テープカットする出席者ら=豊根村上黒川で
 豊根村と東栄町境で県が整備していた国道151号太和金(たわがね)バイパス=延長960㍍=の開通式典が23日、同村上黒川で行われた。大村秀章知事や地元国会議員、両町村の関係者ら150人が出席して待望の道路完成を祝った。新しいトンネルも設けられ、大型車両どうしの対面交通も可能となり、観光集客や流通面での利便向上に期待を寄せた。
 バイパスは道路幅が狭い太和金トンネルを改良しようと県が2009年度から約35億円かけて整備。11年8月にはトンネル内で崩落事故があり、約6カ月間通行止めになる事態もあった。区間内に新太和金トンネル(長さ685㍍)を設け、大型車がすれ違うことができるよう幅員も確保した。
 式典で大村知事は「崩落事故当時は長野県知事からも電話を受けた記憶がある。観光資源と伝統文化がある両町村の魅力を発信するため欠かせない道路。大いに利便性が向上することに期待します」とあいさつした。
 根本幸典国交大臣政務官、今枝宗一郎、鈴木克昌の地元衆議院、鈴木孝昌県議長らも出席し、テープカットやくす玉で祝った。この後、出席者らが車でトンネル内をパレードした。
 道路は三遠南信自動車道鳳来峡インターチェンジ(IC)や新東名高速道路新城ICとアクセスしている。5月13日から茶臼山高原で行われる芝桜まつりなど観光面への集客増に追い風となりそうだ。
(安藤聡)
新太和金トンネル内をパレードする車両=同
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 虹の森 藤城建設 さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国