小学生アイスホッケー豊橋カップ開幕

2017/05/04 00:00(公開)
豊橋ジュニアの攻撃を止めに入るスコアブルーエンジェルスJr=アクアリーナ豊橋で
 東北と熊本のチームを招待する「第7回豊橋カップ小学生アイスホッケー大会」(同カップ実行委員会主催)が3日、アクアリーナ豊橋で始まった。今大会から東日本大震災復興支援に加え、昨年4月に発生した熊本地震の被災地支援を目的に、熊本市のスコアブルーエンジェルスJrも招き、5日まで全国から集まった9チームが試合や交流会を楽しむ。
 大会は2010(平成22)年からおおむね年1回開かれ、第2回大会からは東日本大震災復興支援を掲げ東北のチームを迎えている。今回は、青森県からフリーブレイズJrが参加する。
 スコアブルーエンジェルスJrは震災後、ホームリンクが避難所や避難物資置き場となり閉鎖。現在も、1時間半~2時間半かけ福岡県内のリンクに月2回ほど通い、練習に励んでいる。
 初戦は西日本大会覇者の豊橋ジュニアアイスホッケークラブと対戦し、ポイントを奪えず敗戦。だが、キャプテンの古平悠有仁君(11)は「あまりリンクに乗れていないので試合が一番楽しい。この大会中には1勝したい」と意気込む。
 監督の桑原賢二さん(68)は「今はチーム全員が自分の家で暮らしているが、みんななんらかの被害を被った。試合や交流会を通じて、他の地域の子と仲良くなり、アイスホッケーへのやる気を取り戻すきっかけになってほしい」と話した。
 4、5日には、アジアリーグアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」の選手による技術指導なども行われる。
(飯塚雪)
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