“海のバイパス”伊勢湾フェリー

2017/05/09 00:00(公開)
鳥羽港(手前)と伊良湖岬(後方)を結ぶ伊勢湾フェリー(伊勢志摩スカイラインから写す)
 今年のゴールデンウィークは比較的晴天にも恵まれ、各地で大勢の行楽客でにぎわった。田原市の伊良湖岬から三重県鳥羽市へ向かう伊勢湾フェリーには、3日から7日までの5日間で例年よりも多い9142人が利用した。
 午前8時10分を始発に、1日8便が運航する伊勢湾フェリー(片道55分)には、本格的な大型連休に突入した3日に2865人が利用。4日は2711人、5日は1988人で、先月29日からの連休も含めれば合計1万人以上が、三河路と伊勢路を結ぶ“海のバイパス”を利用した。
 例年のように伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩スペイン村などに出かける人が多かった他、今年は伊勢市で全国菓子大博覧会・三重が14日まで開催中。鳥羽市に本部を置く伊勢湾フェリーの担当者は「今年は天気のいい日が多かったので、例年よりも1000人近く利用客が多かった」と話している。
 昨年の同時期は5月26、27日に伊勢志摩サミットが開催されたこともあり、会場準備や警備などで5808人と落ち込んだが、一昨年は7902人が利用している。
 愛知から伊勢市方面へ向かう際に通行する名阪国道では連日、渋滞が発生したが、東三河地方では新東名開通の効果もあり、目立った渋滞はなかった。
(由本裕貴)
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