桃の産地・豊橋石巻地区で「日川白鳳」出荷

2017/06/27 00:00(公開)
生産者から運び込まれた「日川白鳳」=JA豊橋第六事業所で
 桃の産地、豊橋市石巻地区で露地栽培の早生種「日川白鳳」の出荷が始まった。主に地元の豊橋、名古屋などに送られ、初夏の味覚が店頭に並ぶ。
 同市石巻本町のJA豊橋第六事業所総合集出荷場では、選果、箱詰めなどの作業に忙しい。
 生産者が持ち込んだ桃をパートの女性たちが傷、虫による穴などを念入りに確認した後、センサーで糖度や色などを判別し、箱に詰めている。
 25日から出荷が始まり、今年は4月の低温で昨年よりやや遅い。JA豊橋によると、5月以降、天候に恵まれ、梅雨入り後も雨が少ないため糖度が高いという。
 生産しているJA豊橋桃部会は、26人が計7㌶で栽培。今季は約1200ケース(1ケース5㌔)の出荷を見込む。
 今後、「みさか白鳳」、特産の「勘助桃」、「なつおとめ」と7月下旬まで続く。
(中村晋也)
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