米国・キュ市中学生ら豊川西部中で箏体験

2017/06/28 00:00(公開)
安藤さん㊧から箏の弾き方を教わるキュパティーノ中学生ら=豊川市西部中学校で
 米国カリフォルニア州から来日し、豊川市に滞在中のキュパティーノ中学生使節団は27日、西部中学校(鈴木康孔校長)で日本文化を学んだ。
 中学生14人と引率教諭2人は、日本伝統の弦楽器・箏(こと)を体験。同校教頭で音楽教諭でもある安藤昌巳さんの指導の下、指にはめた専用の「爪」で弦を弾いた。弾く弦を番号で表した分かりやすい楽譜を見ながら、海外でも広く知られる日本伝統の歌曲「さくらさくら」を全員で奏でた。
 同校では2年生が授業で学習しており、安藤さんは「背筋を伸ばして」「本来なら床に座って弾く」などと説明。ギターが得意というノブレ・イザベラさん(13)は「弦楽器の中では珍しい楽器。手にはめる爪がギターのピックに似ている。この音を聞くと、日本に来ている感じがする」と話した。
 この日は2日間の同校訪問の最終日で、書道体験の他、部活動参加では日本人の生徒らとも交流。きょう28日に豊川市を離れ、京都などを観光した後に帰国の途に就く。
(由本裕貴)
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