鈴木氏ら大成功の三河市民オペラ報告

2017/07/28 00:01(公開)
三河市民オペラが絶賛された雑誌など手に、喜びを語る鈴木代表㊨と石黒委員長=東愛知新聞社で
 三河市民オペラ制作委員会の鈴木伊能勢代表が27日、石黒貴也実行委員長とともに東愛知新聞社を訪れ、アイプラザ豊橋で5月6、7日開いた第4回オペラ公演「イル・トロヴァトーレ」について「日本を代表する音楽評論家から大絶賛。来場者アンケートも約9割が“感動した”の回答だった」と成功報告。それら名場面など集めた写真展を、8月18日から名豊ギャラリーで催すことも明かしたが、次回公演の開催については態度をあいまいにした。 
 市民オペラを超えた市民オペラ-と激賞したのは、「今夜はオペラ!」などの著書を持つ音楽評論家・加藤浩子さん。「日本で生で聴いた『イル・トロヴァトーレ』の最高峰に数えうる公演。行ってよかった!と心から思える体験になった」と続く。鈴木代表は「何千回もオペラを観ている加藤さんが、今までで最高と評してくれた」と歓迎する。また「音楽の友」7月号も、冒頭に「これが本当の、本物の市民オペラなのだ。素晴らしい!」(奥田佳道氏)と絶賛。奥田氏は「(三河市民オペラが)驚嘆すべき出来栄えのトロヴァトーレを創った。近い将来の再会を楽しみにしている」と結び、早くも次の公演を期待している。
 本社を訪れた鈴木代表は、トゥーランドット以来4年ぶりの今舞台が、再び高い評価を得た喜びを示しながらも「継続が目的ではなく、感動が目的」と話す。次回公演の実現は確約できないとした上で、「続けるのは簡単だが、世界のどこに出しても恥ずかしくない舞台を、また豊橋でつくるだけの熱が出せるかという問題です」。
 石黒委員長は、前回もそうだったと前置きして「まず1年くらいは何もやらない。やるかどうかは、それからまた1年くらいかかります」と見通しを述べていた。なお写真展は20日まで開かれ、舞台衣装なども展示するという。
(藤田彰彦)
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