東愛知サロン会は18日、3月例会を豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」で開いた。講師は元中日ドラゴンズの外野手で、引退後は就労支援の事業所を経営している藤井淳志さん(43)。「私がプロ野球人生の中で学んだこと」と題し、現役時代の思い出や組織づくりなどについて語った。
藤井さんは同市鷹丘小、青陵中、豊橋東高を経て、筑波大に入学。NTT西日本から2005年にドラフト3巡目で中日に入団、俊足巧打を武器に16年間プレーした。
印象深いエピソードとして前監督の立浪和義さんに怒られたことを挙げた。レギュラーをつかみかけた09年、負け試合の帰りのバスの中で携帯ゲームをしていたところ、立浪さんからいきなり頭をたたかれた。その後、部屋に呼ばれて「自分のせいで負けたと思わないのか」と注意された。藤井さんは「レギュラーで勝負に向き合うとはこういうことかと気づいた。現役を続けてこれたのは、この一言が大きい」と感謝した。
組織づくりについて「一定の厳しさが必要」と藤井さん。黄金期だった落合博満監督時代は「骨折していても痛め止めを打って出てたし、全体練習の後に3時間打撃練習するなど、失神するまでやっていた。今の選手はどうなのか」と疑問を呈した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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