豊橋相撲協会などスポーツ競技5団体会長が21日、武道館機能を含む多目的屋内施設(新アリーナ)と相撲場の整備について豊橋市の長坂尚登市長に要望書を手渡した。
相撲、柔道、弓道、空手道、日本拳法の5団体。新アリーナに付随する武道館や相撲場を利用する予定で、前市長時代に特定事業者とも話し合いが進んでいた。
代表して相撲協会の合川嘉信会長が要望趣旨を読み上げ、長坂市長に要望書を手渡した。現在の武道館の位置が家屋倒壊等氾濫想定区域内であること、建設から50年以上経過して床や壁の老朽化や雨漏りが激しいこと、空調がないために子どもたちが厳しい環境で練習していることなどを伝え、武道館機能を含む新アリーナ整備の継続と、関係者との丁寧な話し合いの場を早急に持つことを求めた。
会談後、長坂市長は「皆さんの切実な声をしっかり聞かせていただいた」としながらも「引き続き、契約解除に向けて手続きを進めていく」と述べた。
合川会長は「一日でも早く、いい環境で子どもたちが武道に親しみ、自分たちの心身を鍛えられるよう努力したい」と語った。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
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