蒲郡市博物館で若手アーティスト支援美術作品展

2017/08/06 00:00(公開)
出展している磯部さん㊨と山本さん=蒲郡市博物館で
 蒲郡市博物館で5日、若手アーティスト支援企画の美術作品展が始まった。作品展示にかかわる利用料免除などを同館が協力し、県内で活動する磯部絢子さん(28)=幸田町=と、山本千晴さん(25)=北名古屋市=の2人が絵画などを出品した。入場無料。13日まで。
 同館は昨年度、1階ギャラリーの壁紙を改装。今年度になって閑散期となるこの時期にスペースの有効活用をしようと若手アーティストに作品展示の機会を提供。1日7000円の利用料を免除したり、展覧会の告知や搬入作業をバックアップした。
 磯部さんは2013年に名古屋芸術大学大学院を修了。16年に第3回「改組 新日展」に入選。今回は「はじまりのおと」をタイトルに10点を出品した。雨が降り始めた際の雫(しずく)や波紋、氷が溶け始める瞬間などを無地の背景を生かして表現。また竹島水族館の人気を集めるウツボ水槽も描いた。
 山本さんは15年に同大研究生を修了。同年の第37回「中部二元展」で新人賞を受賞。今回「膚(ふ)はカバンの右奥へ」をタイトルに感情表現から生まれる心象世界をアクリル画と立体造型で約20点を出品している。
 2人とも「これだけのスペースで制作したものを見てもらえる機会がなかった。利用料も無料で本当にうれしい」と話していた。
 同館の開館時間は午前10時から午後5時。期間中7日は休館。
(安藤聡)
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