学校給食アイデア料理コンテスト

2017/08/28 00:00(公開)
地元産食材を使ったレシピを考案した参加者=豊橋市保健所・保健センターで
グランプリに高師台中の良知さん

 豊橋市の小・中学生が地元産食材を使った献立のアイデアを競う「学校給食アイデア料理コンテスト」が27日、同市保健所・保健センターであり、市立高師台中1年の良知(らち)愛斗さん(12)の「鶏とゴロゴロ夏野菜のチリソース煮」がグランプリの市長賞を受賞した。
 市学校給食協会が主催。応募総数は昨年の2倍近い163点で、栄養士らによる書類審査を通過した5品を考案した児童、生徒6人が出場した。
 この日は、ウズラ卵や大葉など豊橋産の農畜産物を取り入れたオリジナルレシピを親子で1時間かけて調理し、市教育委員会や豊橋農協の代表者らが審査した。
 良知さんは、大きめに切ったトマトやナス、レンコンをウズラ卵と共にピリ辛味で煮て、食欲をそそる一品。他にも、市立福岡小6年の山本果音さん(11)は、大葉を細かく刻み香りを引き立たせた「ナスと大葉のそぼろご飯」に母親と腕を振るった。
 今回選ばれた5品の中から大量調理向きの2品が後日選ばれ、今年度と来年度の給食で提供される。
 良知さんは「選ばれたら野菜嫌いの子でも食べてもらえるような一品になってほしい」と話した。
 市長賞以外の結果は次の通り。
 教育委員会賞=山本果音(福岡小6)▽豊橋農業協同組合長賞=浦野良太郎(北部中1)▽豊橋養鶉農業協同組合長賞=山本徠翔(幸小2)▽市学校給食協会理事長賞=原悠真・一真(植田小4・1)
(飯塚雪)
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