出雲大社で手筒煙火

2017/10/12 00:00(公開)
山脇市長㊥に出雲大社での手筒奉納を意気込んだ大社神社祭礼関係者=豊川市役所で
豊川の大社神社祭礼関係者14日に59本を奉納

 島根県出雲市の出雲大社で14日、初めて手筒煙火を奉納することになった豊川市国府町の大社神社(鈴木忍宮司)の祭礼関係者が11日、豊川市役所で山脇実市長を表敬訪問した。
 大社神社の直系に当たる出雲大社では2013(平成25)年から毎年、関係する神社の祭礼を披露しており、今年は明治2年からの歴史を持つ大社神社の手筒煙火が紹介されることになった。
 14日は午後6時から国府町の氏子をはじめ、御油や豊川連区の有志ら19~71歳の55人が手筒59本を奉納。乱玉2台も披露する。自身も奉納する鈴木宮司は「豊川市が繁栄するように揚げてきたい」と意気込む。
 鈴木宮司の熱意に、出雲大社の関係者でなる「くにたま会」も歓迎ムード。火気厳禁の境内に煙火の使用許可が下り、観衆が見やすいように樹齢200年のマツを伐採して準備万端。周辺の行政防災無線で奉納が周知される。国府町の煙火責任者・渡邊修己さん(66)は「僕らを迎えてくれる気持ちが伝わってくる」と感謝する。
 出雲大社と同じ大国主命(おおくにぬしのみこと)をまつる大社神社では毎年7月下旬に国府夏祭りを開催し、今年も7月29、30日に手筒奉納や歌舞伎行列が行われた。
(由本裕貴)
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