豊川へマレーシアから視察団

2017/10/19 00:00(公開)
ごみの処分システムの説明を聞くマレーシアからの視察団=豊川市清掃工場で
文化や技術などに感銘

 豊川市に、マレーシアからの視察団20人が来訪している。17日から3日間の日程で、スンガイブロー職業訓練大学の教員ら11人と、地方自治体マレーシア協会の9人が滞在中。18日は山脇実市長を表敬訪問した他、平尾町の清掃工場や為当町の国道23号バイパスの建設現場などを見学した。
 清掃工場では、DVDなどで市内のごみの分別法などを学んだ後、市清掃事業課の大林政弘主幹の案内で施設内を見学した。焼却施設や資源化システムに、参加者らは積極的に質問。同大学で土木工学を教えるアザナ・アザール・ビン・バドリさん(47)は「ごみを再利用して新たなものを作る考えが素晴らしい」と感銘を受け、豊川市に「小さな街だがきれい。みんな親切で優しい。いつか大学の生徒たちも連れてきたい」と話した。
 国道23号バイパスの豊川為当インターチェンジ付近での建設現場見学では、ドローン(無人航空機)を使った測量や設計、施工技術などを視察。山脇市長には現地の茶や手作りプレートなどをプレゼントした。
 1995(平成7)年にJICAの事業でマレーシアの青年らを受け入れたのを機に、豊川市国際交流協会と現地の関係団体の交流が始まり、不定期に両国間の訪問を行っている。
 17日は市中央図書館などを見学。きょう19日は豊橋技術科学大学に赴き、マレーシアからの留学生らと交流する。
(由本裕貴)
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