豊川萩小で田中さんが睡眠と健康語る

2017/10/28 00:00(公開)
児童らに睡眠の大切さを分かりやすく説明する田中さん=萩小学校で
 豊川市立萩小学校(黒谷豪校長)で27日、学校保健活動の一環で、寝具メーカーの快眠館(大木町)代表で上級睡眠健康指導士・睡眠改善インストラクターの田中邦幸さんが講演「元気アップ講座Gооdスリープ大作戦!」を行った。全校生徒82人や父母に、睡眠の大切さを訴えた。
 田中さんは身近な動物の睡眠時間を紹介したり、クイズ形式で睡眠と健康の因果関係などを分かりやすく説明。人間には体内時計があることを挙げて「朝は太陽の光の入る明るい部屋で、しっかり噛んで朝食を食べて」とアドバイス。また、夜については「寝る前は部屋の明かりを少し弱める」「激しい運動や、携帯電話やゲームを短めにする」「カフェインを摂らない」「心配事を考えない」を求めた。
 そして「よく『寝る子は育つ』と言うが、毎日しっかり寝ると優しい、強い、良い子になれる」と強調。1、2年生は午後9時までに、3、4年生は同9時半までに、5、6年生は同10時までに、それぞれ就寝することを勧めた。
 一緒に講演を聞いた黒谷校長は、児童らに「体が成長するために、今が大事な時。夜更かしして体を悪くして、20年後に元に戻そうと思っても遅い。きょう聞いたことを生かすのは今しかない」と呼び掛けた。
 近年、学習塾や習い事、テレビやゲーム、スマートフォンの普及などで子どもの睡眠不足が問題となっており、オーダーメイドの枕などの受注を手掛ける田中さんは地元の小学校に出向き、睡眠と健康に関する知識を広めている。
(由本裕貴)
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