蒲郡市観光協会が上位「網７」をＰＲ

　蒲郡市観光協会（杉山和弘会長）は７日、市内在住在勤者を対象に行った「蒲郡のどうめー深海魚」の結果を発表した。得票率が高かった「メヒカリ」や「タカアシガニ」など上位７種類の魚介類を「網７（アミセブン）」と名付け、旅行会社向けに販売促進を行っていく。
　同協会は蒲郡に来たら魚好きになってもらう「まちじゅう食べる水族館」事業を展開。その一環として市内に住む人たちを対象に、観光客らに食べてもらいたい魚を選んでもらった。地元漁協で水揚げされる深海魚の中から12種に絞り、その中から５種類を投票してもらった。
　８月中旬から１カ月を期間に計１６７５人が投票。１位は「メヒカリ」（投票率67・２％）２位「タカアシガニ」（61・１％）３位「キンメダイ」（59・９％）４位「ニギス」（48・１％）５位「アカザエビ」（47・１％）６位「タコ」（44・９％）７位「ワガ」（33・１％）だった。
　同協会加盟施設で旅館松風園の石川智広社長は「他の地域で知られていない魚もある。飲食店や土産店も含めて結果を示してＰＲしていきたい」と話した。
（安藤聡）