豊橋の嵩山小学校 学校給食で文科大臣表彰

2017/11/17 00:00(公開)
異学年同士で交流しながら給食を食べる「だるま班給食」=嵩山小学校で(同小提供)
 長年にわたって学校給食の充実を図っている豊橋市立嵩山小学校(小林俊元校長、80人)が、今年度の「文部科学大臣学校給食表彰」を受けた。同小は県の優良校として全国大会に出場。学校と地域が一丸となり、食と農に取り組んできた日常的な活動が実を結んだ。
 表彰は、学校給食の普及と充実を図ることを目的に文部科学省が主催。嵩山小は16校が選ばれた学校の部で、県内唯一の受賞だった。
 同小では月1回、1~6年生を均等に振り分けた縦割り班で給食を食べる「だるま班給食」を実施。異学年との交流を深めると共に、高学年は場を盛り上げるリーダーとして、低学年は高学年から食事マナーを学べる機会にするなどの狙いがあるという。
 さらに豊かな自然を生かした活動も展開。地域の人と協力し、学校の敷地や遊休農地でダイコンやサツマイモ、米を育て、食べ物の大切さや郷土愛を育んでいる。
 小林校長は14日、豊橋市役所を訪れ、山西正泰教育長に受賞を報告。山西教育長は「どんどん食育を進めてほしい」とエールを送った。
 小林校長は「給食を食べて終わりではなく、食の安全、地産地消などを教えるきっかけとして、さらに生かしていきたい」と話した。
(飯塚雪)
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