豊橋でインターナショナルフェス

2017/11/20 00:00(公開)
ステージで披露されたブラジルの伝統武術「カポエイラ」の演舞=こども未来館ここにこで
 1日だけの世界旅行-。地域に暮らす外国人と日本人がともに参加し、相互理解や交流を深める「とよはしインターナショナルフェスティバル2017」(同実行委主催、東愛知新聞社など後援)が19日、豊橋市のこども未来館ここにこで開かれ、市内外の団体や外国籍を含む市民ら約2900人の来場者で終日にぎわった。
 1989(平成元)年から続く恒例イベント。ここにこ広場のステージでは、「空~Qoo~」のよさこいを皮切りに、フィリピンやエクアドル、ペルーなどの民族舞踊、フラダンス、ベネズエラ音楽、ポリネシアンダンスなどが次々披露され、来場者を魅了した。
 ほかにも、国際交流団体の活動をパネルで紹介するコーナー、バザー・フェアトレード品販売、日本語スピーチコンテストなど多彩な催しを実施。屋外にはワールドグルメのブースも設けられ、家族連れらの人気を集めていた。
 同フェスティバルでは外国人向けに日本文化体験コーナーとして、生け花やふろしきラッピングなどを実施。そのうち、午前中の茶席は国際ソロプチミスト豊橋(川西幸子会長)が開設。和服姿の会員らが豊橋技科大茶道部の協力で、外国籍の参加者らを季節感ある和菓子とお茶でもてなし、味わった人たちに「美味しい」「日本文化を再発見した」と喜ばれていた。
 また、午後の書道教室は国際ソロプチミスト豊橋ポート(大石文恵会長)が開催。会員で書家の永井惠子さんが講師となり、来場者が筆を手に墨で自分の名前など好きな文字を半紙にしたため持ち帰ってもらう体験を行い、こちらも多くの参加者を満足させていた。
(田中博子)
民族衣装姿の参加者にお茶の接待をする学生とSI豊橋会員ら=同
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