思い出の豊橋・旧生活家庭館で濱島さん演奏へ

2017/11/23 00:00(公開)
両親とともに1984年、初舞台を踏む濱島さん㊨=生活家庭館集会室で
 しゃべって踊りまくる豊橋出身のプロバイオリニストで、音楽療法士としても活躍する濱島秀行さん(38)=岐阜市=が、26日午後1時から豊橋市高師緑地内集会所(旧生活家庭館)で開催の「第5回かていかんまつり」に特別出演する。同館は濱島さんが33年前、両親と初舞台を踏んだ思い出深い場所。来年3月閉館となるのを惜しむこのまつりで「感謝の気持ちを込めて弾きます。多くの人に楽しんでもらえれば」と意気込む。
 「20回くらい生活家庭館で演奏しました」と振り返る濱島さん。父・吉男さんがチェロ、母・須美子さんがピアノを弾く影響で、5歳の時からバイオリンを始め、その年(1984)のクリスマス会で初めて演奏披露した。蒲郡東高、中部学院大人間福祉学科に進み、2005年から演奏活動をスタート。ボランティアとして高齢者施設などで積極的な訪問演奏も行い、テレビ、ラジオに多数出演している。
 岐阜市芸術文化奨励賞(15年度)を受賞したその演奏は、「浅田真央ちゃんのフィギュアスケートを真似ました」という、楽しいアクションも魅力だ。
 今回のまつりで濱島さんは、市民グループの活動発表に続き、午後1時半ごろステージ登場。時習館高出身の映像音楽作曲家・鈴木直己さん(53)=豊橋市=のピアノ伴奏で、自ら作曲した「ワタリドリノウタ」や、鈴木さんが濱島さんのためにつくった「翠風」という曲のほか、童謡・唱歌など計10曲を披露。生涯学習拠点として1967年開設以来、半世紀にわたって親しまれてきた、同館の“花道”を飾る。
 参加費1人500円、ファミリー1000円。問い合わせは同実行委(牧野さん090・1720・4877)まで。
(藤田彰彦)
32年後にプロとして、同じ集会室でボランティア演奏する濱島さん(いずれも母・須美子さん提供)
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