豊橋産のハチミツを移動販売

2017/12/08 00:00(公開)
さまざまな色に輝く豊橋産ハチミツ「kosaji」=豊橋市内で
 豊橋市西松山町の養蜂家近藤勝俊さん(44)が今秋から、地元産のハチミツを売り出している。表浜海岸一帯に生える菜の花やクローバーなどを原料にした「豊橋の自然が詰まった」ひと品。
 近藤さんは10年以上前から、作物授粉用にミツバチを貸し出す養蜂業を営む。自宅用に採ったハチミツが周囲から好評だったため、販売を決意。ハチミツは、現在いる300万匹のうち一部を貸し出し用とは別に飼育し採蜜する。
 商品名は「kosaji(こさじ)」。1匹のミツバチが一生のうちに集めることができる蜜の量「小さじ1杯」から名付けた。
 ミツバチは半径2㌔を飛び、蜜を集めるため、それぞれの巣箱で採れるハチミツの色はさまざま。あえて均一化せず、味と香りの違いも楽しんでもらう。ハチミツは春から初夏にかけ採り、「くせがない優しい味」という。
 一方で、近年、「ミツバチが増えにくく、飼うことが難しくなってきている」と近藤さんは環境変化などを危惧する。「ハチミツが、身近にある自然へ気持ちを向けるきっかけになれば」と思いを話す。
 現在、ハチミツは移動販売のみ。豊橋まちなかマルシェ(豊橋駅南口駅前広場、次回・来年1月28日)や、とが楽市しかファミリー(豊川市の砥鹿神社、12月20日)などで出店予定。100㌘800円(税込)、150㌘1200円(同)。
 問い合わせはメールkosajihoney@gmail.comへ。
(飯塚雪)
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