豊橋で「防災フェア」始まる

2017/12/09 00:00(公開)
地震の基礎知識について解説する斉藤氏=ライフポートとよはしで
 第13回防災フェア(NPO法人東海リスクマネジメント研究会主催)が8日、ライフポートとよはしで始まった。初日は南海トラフ地震の基礎知識を解説したほか、企業のBCP(事業継続計画)や行政と企業や団体が結ぶ災害協定について考えた。
 最初は地震の基礎知識について、豊橋技術科学大学教授の斉藤大樹氏が解説。その中で、東日本大震災と南海トラフ地震の関係に触れ、「震源域が東日本と同じだった、869年に発生した貞観地震では、その後火山活動が活発になり、20年後に南海トラフ地震が発生した」と説明。その上で「東日本大震災後、日本各地で火山活動が活発になっており、南海トラフ地震発生が近づいている可能性がある」と述べた。
 このほか、政府が大規模な自然災害に備えてBCPを積極的に行う事業者を認証する「レジリエンス認証」についての説明あり、同認証を取得した佐川急便の取締役・内田浩幸氏が同社の取り組みについて語った。
 最終日の9日は午前9時から、高齢者や障害者が暮らす福祉施設の防災対策に焦点を当て講演や座談会を行う。当日参加もできる。
(竹下貴信)
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