「世界の新城」若者会議が9日開幕

2017/12/09 00:00(公開)
畳づくりを見学するユース会議参加者ら=新城市平井で
 世界にある“新しい城”を意味する都市でつくる会合「世界新城アライアンス会議」の開催を前にしたプレイベント「ユースアライアンス会議」が9、10の両日、新城市で開かれる。会議に参加する海外10カ国の若者たちが8日、現地入りした。若者たちは市内の畳店など日本文化に触れたほか、イギリスの事務局職員が市議会議場で演説した。
 世界新城アライアンス会議は来年10月3日から9日まで新城市で行われる。ユース会議はそのプレイベントで今回は「グローバル化の現代において若者にとって何が魅力的か」をテーマに意見交換する。同9、10の両日午前にディスカッション、10日午後にシンポジウムを行う。
 ユース会議には同市はじめ海外10カ国(デンマーク、ジョージア、イギリス、スイス、ラトビア、スロバキア、チェコ、ドイツ、カナダ、マレーシア)から計29人が参加する。
 新城市入りした若者たちは2グループに分かれて沢田畳店や今泉紙店を訪れて訪問。畳店では沢田実付晴さんから「い草から作られ、室内に敷いている。市内のホテルでも見られます」と説明を受けたほか、コースター作りにも取り組んだ。
 スイス・ヌシャテル市から訪れたセバスチャン・サンチョさん(22)は「スイスでは畳を見ることがなく、とても和風ですばらしい」と話した。
 一方、イギリス・ニューキャッスルアポンタインにある事務局から訪れたゼリー・ゲランさんは市議会議場で演説。「お互いの成功事例を学び共有する機会という意義がある。参加する都市は首都から離れているという共通点もあり、若者を応援する環境づくりが必要」とスピーチした。
(安藤聡)
演説するゲランさん=新城市議会議場で
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