国境越えてコードモンキー大会

2017/12/19 00:00(公開)
相談しながらプログラムを組む子どもたち=豊橋技術科学大学で
ネットで生中継、イスラエルと豊橋の小学生

 ゲームや講座でプログラムを学ぶ「とよはしプログラミング・チャレンジ2017」の最終イベント、豊橋市とイスラエルの小学生がプログラムの習熟度を競うチャンピオンシップ大会が17日、豊橋市技術科学大学で開かれた。イスラエルとネット生中継でつなぎ、国境を越えて大会を進めた。
 大会には日本、イスラエル各国から4チームが出場し、プログラム学習ゲーム「コードモンキー」を使って行われた。このゲームはサルがバナナを取得するゲームで、プログラムを組んで「サルに進め、曲がれ」などの指示を出す。子どもたちは協力しながらプログラムを組んだ。
 イスラエルの小学校では授業の中でプログラム教育を行っており、日本チームは大差で負けると予想されていたが、結果は接戦に。3位まで入ることはできなかったが善戦した。
 大会を担当した高嶋孝明・技科大教授は「2020年度から日本でも本格的にプログラム教育が始まるが、今回の活動を通して、子どもたちの可能性を強く感じた」と話していた。
 とよはしプログラミング・チャレンジは豊橋市、同市教委、コードモンキーの販売を手掛ける「ジャパン・トゥエンティワン」(豊橋市、加藤充社長)が協力し、総務省のプログラミング教育普及推進事業に選ばれて今年6月にスタート。講座や小学校で特別授業などを行った。
(竹下貴信)
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