恐竜もきれいさっぱり 豊橋市自然史博物館の大掃除

2017/12/23 00:00(公開)
ブラキオサウルスの親子の汚れを落とす職員ら=豊橋市自然史博物館で
 豊橋市自然史博物館(豊橋総合動植物公園内)で22日、恐竜たちの1年の汚れを落とす恒例の大掃除があった。
 館内にある体長5㍍以上の実物恐竜化石エドモントサウルスをはじめ、12体の全身骨格標本は学芸員らが大小さまざまな刷毛を使い、関節や歯の隙間にたまったほこりを丁寧に払っていった。 
 一方、野外に展示する実物大の模型10体は、同博物館ボランティアらがデッキブラシでコケや土ぼこりを入念に洗浄。見上げるほど大きなブラキオサウルスの親子は足元を中心に磨き、新年を迎える準備を整えた。
 大掃除は1993(平成5)年から続けており、今年は学芸員や職員、ボランティアら総勢30人が参加した。
(飯塚雪)
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