佐原市長がラージャの冥福を祈る

2017/12/25 00:00(公開)
献花台に花を手向ける佐原市長=豊橋総合動植物公園で
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)のアジアゾウ「アーシャー」(推定40歳)が出産し、1歳1カ月で急死した「ラージャ」(雄)をしのび、佐原光一豊橋市長が24日、同園のゾウ舎前に設けられた献花台に花を手向け、冥福を祈った。
 ラージャは昨年10月27日、ゾウの群れ飼育をしている繁殖経験豊富な千葉・市原ぞうの国で誕生。その後も同所で飼育されていたが、今月14日、心不全で息を引き取った。
 総合動植物公園のゾウ舎前には、記帳台とともに献花台が設けられ、多くの花束などが寄せられている。
 生まれてから一度も会えなかった佐原市長は「元気だと聞いていたので、冗談かと思ったほど」と話し、「3歳ぐらいに豊橋へ帰ってくるつもりでその準備や受け入れのことばかり考えていた」と急な訃報に驚いたという。
 短い生涯に「のんほいパークのことも知らないで逝ってしまった」と悼んだ。
 同公園では今年8月、両前脚を骨折し、リハビリを続けていたラージャの姉「マーラ」が5歳11カ月で死んでいて、佐原市長は「姉弟仲良く天国で走り回ってくれていたら」と追悼するとともに、ぞうの国など関係動物園や関係者の協力に感謝した。
 献花台と記帳台は、市原ぞうの国でラージャの「お別れ会」が開かれる来年1月14日まで設置を予定している。
(中村晋也)
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